生命保険と収支の管理
こんにちわ。
以前にも老後の経済不安と収支管理について記事を書いています。
今回は、生命保険に多額お金を費やすことがいかにムダなことか等を自分の実体験に基づいて書いてみます。
1 現役時代は生命保険
2 老後は医療保険
3 収支管理の徹底で月々の生活費の節約になる
4 最後に
1 現役時代は生命保険
60代以上の方ならサラリーマン時代には、昼休みに生保のセールスのおばちゃんが職場まで来て生命保険の勧誘をして、知らない間に月額何万もの保険料の契約をしたしまった経験をお持ちの方が多いと思います。
公益財団法人生命保険文化センターが平成30(2018)年におこなった「生命保険に関する全国実態調査」という調査によると年間に払い込む保険料の平均金額は38万2000円だそうです。
毎月3万以上の金額です。
仮に30歳から60歳までの30年間だとなんと1146万にもなります。
私の場合は、友人の母親が保険のセールスをしていた関係で26歳の時に保険料が月額1万程の必要最小限の定期付き終身保険に加入し59歳まで支払い、それ以降を払い済み保険にして死亡時には350万の終身保険を受け取る予定です。
払い込み額は400万弱で350万と年4800円の配当が59歳から死亡時まで続くことになります。
当時の定期付き終身保険は、例えば100万の終身部分にその10倍の定期部分が乗るかたちのものでした。
これをもし掛け捨ての定期部分だけにすると、月額でわずか1000円ほどの保険料で済みます。
30年間で40万弱で済みます。
これを見ると高額な生命保険はいかに無駄なものかがわかります。
以下の記事から引用します。
「生命保険で言えば、われわれサラリーマンは全員厚生年金に入っているので自分がもし亡くなっても子どもが18歳になるまでは年間150万円程度の遺族年金が支給される。それにもしそうなったら、妻は働くことになるだろうから、その収入に毎月12万から13万円の遺族年金が上乗せされるのであれば生活には困らない。
ただ、すぐに働けるかどうかはわからないので、少なくとも3、4年分ぐらいの生活費がまかなえるようにするために遺族年金で足りない分は生命保険に入ればいい。生活費を年間400万円とすると足りない分は250万円なので、その4年分、1000万円も入っていれば十分だ。それで足りない分は自分の貯蓄や投資を使えばいい」
まさにその通りです。
2 老後は医療保険
そして病気になりやすい老後は医療保険の必要性をあると感じている人は多いと思います。
でもちょっと待って下さい。
それによると65歳時の医療保険入院給付日額5000円(詳細は省く)で
月払い保険料は6266円となっています。
仮に80歳まで生きるとしたら15年間で113万程になりますしもっと長寿の方はそれ以上の金額になります。
日本では70歳までは3割ですが、70歳から75歳までは2割、75歳以降の後期高齢者は1割負担で医療が受けられるのに、果たして医療保険が必要でしょうか?
私個人のことですが、会社から半強制的にグループ会社の医療保険に月額7000円位で3年位加入していたことがあります。
その医療保険は、従業員特典で販売されているものより2割位保険料が安かったようですが、それでも3年で多少の配当が戻ったお金額を考えても20万近くムダ払いだったと感じています。
3 収支管理の徹底が月々の生活費の節約につながる
さらに生命保険の他に光熱費等の節約も必要だとは思いますが、一番重要な事は収支の把握とその管理だと考えています。
それもせずに細かい節約やましてや投資等は順序を間違えていると強く思います。
4 最後に
忘れがちなのは、不要なサブスクや有料アプリの見直しですね。
これもチェックを忘れずに。
参考までに。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
明日以降もより良い日々をお過ごしください。
それでは失礼します.