国の仕組みを作り支える人達の劣化
@gZZALv9bi7uXo1m
[目次]
1 森友事件に関して
2 国の上層部の劣化
3 私達がやるべき事
1 森友事件に関して
こんにちわ。
今回は、2年前世間を賑わした「森友学園への国有地売却問題」で自殺した赤木俊夫さんの妻の赤木雅子さんと週刊文集等の記者の相澤冬樹さんの共著による「私は真実が知りたい」という本を読んで感じた事を書きます。
この事件の流れを要約すると
・当時の安倍首相夫人の安部昭惠氏が買い手側の森友学園の名誉校長であった事を知っ
た財務省の地方機関である近畿財務局が、ごみの処理費用等がかかるとして国有地を8 億円値引して森友学園に売却するように工作する。
・それが発覚し、国会で追及されたが安倍首相が「私や妻が取引に関係していたら総理
大臣の議員も辞める」と答弁
・取引に関する関係書類は破棄したと、責任者の佐川財務相理財局長が答弁する。
・佐川氏答弁の2日 財務省下部職員の赤木俊夫さんに関係する文書を改ざんするような指示が出され赤木俊夫さんは抵抗したが、結果として関係文書から安部昭惠氏の名前がすべて消される。
・一人責任を押し付けられる恐怖から赤木俊夫さんが自ら命を絶つ。
これが真相のようで昨年7月より国と元財務省理財局長の相良宣寿氏を相手取って損害賠償訴訟を提起し係争中です。
佐川氏はその後辞職していますが、奇妙な事に近畿財務局での赤木俊夫さんの上位者達は異例の出世をしているようです。
つまりいつの世にもある事ですが「偉いさん」は強硬にシラを切り逃げ通し、最後はトカゲのしっぽ切りで末端が犠牲になっています。
2,国の上層部の劣化
亡くなられた赤木俊夫さんには心から同情致します。
それとは別につい最近の給付金詐欺で逮捕された「経産省若手キャリア2人組」の際立つ悪質さにはあきれますね。 余罪があるとの声もあるようですが・・・
私達は小学校から道徳について勉強しています。
世間の常識では学業が優秀で選ばれた人達しか公務員のキャリア官僚になれないはずだ
し、同時に公務員という全体の奉仕者として倫理面でも一般人よりも厳しいものが求められる事をキャリア官僚たちは十分に事前学習しているはずです。
それが事の善悪を問われる範囲で言えば小学生でもわかるレベルでの稚拙な事をしている訳です。
こんな「人間としての重要な部分のピンが外れた人達これからも日本の仕組みに関する
事に携わる」とすればこれから先の世の中は一体どうなるのかと末恐ろしく感じます。
まあこれは政治の世界でも同じみたいですけど・・・
もちろん誰もが納得できる完全な社会等は、いつの世にも存在しません。
しかし折からのコロナ渦でのオリンピックの強行等でもそうですが、国の仕組みを考える人達の劣化が進んでおり、従来からの価値観などがどこかにいってしまい、ぐちゃぐちゃの状態だと感じています。
3、私達がやるべき事
それをみている我々国民はおとなしすぎると思います。もっとこういった不正等に対し
て意見を言い声を上げるべきで、公務員の仕組みについて拝金主義を排し、高い道徳を
求める仕組みを作るなどの改革を図るよう訴えて行く必要があるように思います。
最後は政治演説になりました。すいません。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
明日以降もより良い日がをすごせますように。
それでは失礼します。