SDGSと脱炭素化がよくわかるTV番組の紹介
- 2030 未来への分岐点 (1)「暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦」
- 2030 未来への分岐点 (2)「飽食の悪夢 水・食料クライシス」
- 2030 未来への分岐点 (3)「プラスチック汚染の脅威 大量消費社会の限界」
1 NHKスぺシャル
2 番組の紹介と感想
1 NHKスぺシャル
こんにちわ
先日もお題に関する記事を書きましたが、今の地球環境の現状と今取り組みが始まっている対応策についてのドキュメンタリー映像の3回にわたるTV番組がNHKでタイミングよく配信されていましたので、ご存じ方もおられるとは思いますが紹介します。
2 番組の紹介
タイトルの「2030」は「2030年」から。
2030年代というニュアンスもあるんでしょうが、その辺が分かれ道になるという話のようです。
1回目は、温暖化がテーマ。2回目は水と食料 3回目はマイクロプラスティック
話の構成はあまり良いとは思いませんが、今起きているそして今後それがもっと大きくなっていくというクライシスの状況が良くわかる番組です。
やはりこういった番組が出来るのはNHKだけでしょう。
以下は、各回の振り返り。
2030 未来への分岐点 (1)「暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦」
下記リンク先でダウンロードできます。
温暖化と言えば出てくる話が多数。
氷が溶ける、海水面が上がる、気温が上昇している、山火事が起こる……。
恐ろしい未来が見えます。
2030 未来への分岐点 (2)「飽食の悪夢 水・食料クライシス」
食糧問題を題材にした2回目です。
未来の渋谷で、高騰した食料を買う老夫人
富める者は山ほど買い、貧しいものは食料にありつけない。そんな二極化の映像。
輸出入を「水」換算した話も出ていました。
その日本の水資源も中国等から狙われているようですが・・・・
仮想水とは、ロンドン大学のアンソニー・アラン名誉教授が1990年代に提唱した考え方。食料などを輸入する際に、その生産に必要な水も輸入したことになると考えて、輸入した水の量を計算したものだ。
(引用元)
2030 未来への分岐点 (3)「プラスチック汚染の脅威 大量消費社会の限界」
劣化して細かく分裂しナノレベルの粒子となったプラスチックは、氷で閉ざされた遠い海でも見つかったそうです。
下記は環境省の資料より。
南極におけるマイクロプラスチックの粒子サイズの分布と形態観察の結果、観測された 44 個のプラスチック片のうち 29 個はポリエチレン、ポリプロピレン等で、残りはポリスチレンやそのほかの材質であった
日本周辺の海域はマイクロプラスチック数が多く、世界の平均の 27 倍にも達していた
引用元:海洋プラスチックごみに関する既往研究と今後の重点課題|環境省
このナノレベルの粒子となったプラスチックが体内に入り込むと、どうなるのか。
ある程度の大きさまでなら、排せつ物として出る。
しかし、小さすぎると体内に害をもたらす。
東南アジアの発展途上国にプラゴミを輸出し、そこの処理業者が、実際には「処分」というより燃やしているようです。プラスチックは分解せず劣化して細かくなったのが散乱していき人体に大きな害をもたらすとの事。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
明日以降もより良い日々をお過ごしください。
それでは失礼します.