6月1日の日経朝刊の一面広告の記事
1 社会の実態と格差
2 感じた事と私達の対応
1 社会の実態と格差
こんにちわ。
お題の記事がたまたま私の目に刺さったもので、感じた事を書きます、
「短期金融資本主義が行き過ぎた結果経済格差やひいては環境破壊が進んでいる。」と。
世界の99%(多分)の人が暮らしている実態経済について世界レベルでは3%で日本に
至ってはわずか0.9%の成長しか出来てないところを金融資本主義の世界では一桁以上違う成長をしておりその果実を残りの1%の超富裕層が独り占めしている。
2,感じた事と私達の対応
これどう考えてもおかしいですよね。
ある程度の社会的な格差や経済的な格差当然ですしそれはやむおえないところです。
しかし何も生産的な活動をせず、「濡れ手に粟」で1生どころか何代にもわたって使い
切れないお金をせしめるような連中は私達の実生活と隔離して別に暮らしてほしい。
今の世の中、王侯貴族が支配して他の多くの人民を支配していた、中世の封建時代に比
べて多少の言動の自由等の民主的自由とある程度の経済的自由があるだけで世の中の基
本的な構造はそう変わってはいないのではと思うわけです。
話は変わりますが、私はある大手の金融関係の会社でサラリーマンをしておりました。
その会社は関係法令の改正で会社が業績不振に陥り、その結果外資が買い取りその後大
幅な人員の削減と資産の切り売りをしたうえで現在も存続しています。
経営が外資に変わってからそれまでの経営がそれこそ「短期金融資本主義」に180度
変わり「個人責任」の名の元で、本業の業績の向上より首切りやコストカットが礼賛される雰囲気になりました。
リストラ等について、私が心配する事ではなくまた私自身何も出来ませんが、日産自動
車やつい先だってのパナソニックのリストラについてそれによりリストラされたまたこ
れからそうされる人達の今後の事について考えます。
もちろん災いを逆手にとりその後の人生について頑張っておられる人もいらっしゃるで
しょうが・・・・ また民間の会社である以上好不況は不可欠で、今のご時世で人員削減的な動きは、これからも日常茶飯事的に起こっていくのでしょうけれど。
でも世の中の「経営改革」というのは結局の所、業務の刷新とは名ばかりの安易な人員カット、資産の切り売り等で短期的な利益をあげる事で終わり経営者だけが超高額な報酬を手にしている(例えば日産のゴーン氏のように)が実態だと感じています。
つくづく世の中は不合理だとおもいます。
物の見方にはいろいろあった当然ですし、私の見方が弱者の偏ったひがみ的なものかもしれませんけどね。
短期金融資本主義者達の好きなようにはさせないよう、出来る事からやっていこうと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
これからもより良い毎日がすごせますように。
それでは失礼します。