年金について知っていますか? その2
1 年金に関する誤解の続き
2 2022年からの年金改正について
4 年金についての正しい情報の入手先
1 年金に関する誤解の続き
・少子高齢化が進むので年金は崩壊する。
・65歳以上に対して一人に対して65歳未満の人が何人いるかで比較すると
1970年には13.1人が2020年には2.6人になり2040年には1.8人になる。
お神輿方から騎馬戦型にさらには肩車型になる。
・だが一人の就業者が何人の非就業者を養っているかで比較すると
1970年には1.05人が2020年には0.89人 2040年には0.96人
実態は違うようです。まあ給付額が増える事はないようですが。
・バランスシートで見ると年金は破綻している
企業と年金のバランスシートの概念はそもそも違うし、破綻論者の説では将来入ってくるはずの保険料収入を加えていない。
・そもそも企業年金と公的年金とは概念が違うし、また企業年金は定年退職金後に支払われる給料の分割での後払いの事で、公的年金とも仕組み等が全く違う。
・運用利回りの目標が甘い
マスコミが騒ぐ目標利回りではなく、実質的運用利回りを見るべきであり少なくとも過去10年間を見れば目標の2倍を達成している。
年金で重要な事はインフレで目減りしない事であり、マスコミが騒ぐ名目運用利回り目標は意味がない。
2 2022年からの年金改正について
・厚生年金に入れる人が増える。
・在職老齢年金制度利用者が働いても年金が減らない。
・年金の受け取り方の選択肢が増える。
・世の中で年金に対する誤解を生んだのは、不安を煽って手数料のバカ高い金融商品
を買わせようという金融機関(特にアフラックをはじめとする外資系)とそれに後押しされたメディアです。
国から補填されている公的年金の有利さと民間のクズのような個人年金保険や毎月分配型の投資信託と比べてみるまでもありません。
注意して下さい。!
4 年金についての正しい情報の入手先
公的年金についてのウエブサイトやモバイルアプリを利用してください。
私とみんなの年金ポータル(ウエブサイト厚労省)
ねんきん定期便活用術(モバイルアプリ)
(引用図書)
最後までお読み頂きありがとうございました。
明日以降もより良い日々をお過ごしください。
それでは失礼します.